2008年3月アーカイブ

3月2日、2月に大雪によって延期になったえがおの学校最終回・卒業試験第2弾を行いました。(都合により二回実施)

都市農村交流事業を「都市のニーズを組み込むこと」「事業連携または、協同組織として企業・大学・行政のどれかを入れること」「農村資源とその資源の課題、事業によるその解決方法または解決に結びつくプロセスをいれること」・・・など11の条件を盛り込みつつ、具体的にプランニングする試験です。

聞き書き調査を行たり、農村の年中行事を都市の人が体験したりする過程で都市の人が農村の知恵を学び、農村の人は自分たちの地域資源の価値を再認識し、知恵を伝承しながら地域を活性化する事業、
古民家モデルハウスをつくり、田舎暮らしの入り口づくりをする事業、
若者が、半農半X的な生き方をしながら農村で、個性から役割を見出していく事業、
一部の企業に種を握られている中、遺伝子組み換えや在来種の消滅の危機に消費者も交流を通して自家採取に参加し立ち向かう事業、
自分の居場所がここでいいのか?と疑問を抱きつつ、競争・ストレスの社会の中で頑張っている人に、人生を考え直す場をつくる事業・・・
などとても面白い事業が発表されました。

ESD事業でそれぞれ活動してきた協議会の活動の成果が一つにまとまり、増富全体の地域団体すべてが入った地域再生協議会が発足しました。
増富地域内の多様な組織の持つ資源や知恵を結集し、地域再生計画の協議と実施を通して地域資源を活用した都市と農村の共生対流による地域活性化に臨みます。


増富中学校をアトリエとして利用されている水墨画の工藤先生が横断幕を作ってくださいました。


会場は、旧増富中学校の教室。
教室に入りきれないほどの人が集まりました!


シンポジウムでは、小林協議会長、内閣府の島田様、環境省の中島様、北杜市長、NPOえがおつなげて曽根原がパネラー、山梨大学名誉教授の伊藤先生画コーディネーターとなり、会場と対話形式で協議会の方向性について意見交換をしました。

たぶん、増富の未来は、明るいです。
都市と農村が交流する中で地域が元気になっていくモデルを作りましょう!

3月2日、2月に大雪によって延期になったえがおの学校最終回・卒業試験を行いました。

↑試験中です。宴会ではありません。
このえがおの学校で卒業された都市農村交流コーディネーターの方々は、今後増富地域再生協議会、関東ツーリズム大学やそれぞれのフィールドで活躍されます。

2009年7月

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