グリーンツーリズムの最近のブログ記事

子どもファーム最終回は、みそ仕込み会です。
収穫した大豆でみそを仕込みました。
午前中は、オリエンテーション。大豆に関するクイズなどをしました。

お昼に餅つきをしました。

いよいよ午後からみそ仕込み。朝からぐつぐつ煮た大豆を機械でミンチ状につぶしました。
私たちが作るおみそは、大豆、塩、こうじ(米麹、麦麹)からできています。割合は、大豆:塩:こうじ=1:0.5:1です。

まずかたまっている麹をほぐしました。

ミンチにした大豆をテーブルに広げて

そこに麹、塩を均等になるように重ねて、混ぜ合わせました。

それを塊にしてこねていきます。
硬すぎる場合は、煮汁を加えて硬さを調節します。(指のあとがつくぐらいのやわらかさ。硬すぎるとおいしくないとのこと)

かなりこねて、完全に混ざりあったら出来上がり。

樽に、空気が入らないようにソフトボールくらいの大きさの玉にして投げ入れます。(空気を抜くため)

半年〜1年後に食べられるようになります[:ニコニコ:]
みんなで大豆から作ったみその味はどんなでしょうか。楽しみですね!

日本の自給率は、40%を切ってしまいましたが、その中でも大豆は、味噌、とうふ、油揚げ、油・・・と日本食には欠かせない食べの野ですが、95%以上が輸入です。
自分で作ったものや、身近で取れたもので味噌などの加工品を作っていた昔は、「畑」や「農業」はもっと身近な存在だったとのだと思います。
毎日口にする味噌や醤油の大豆が、熱帯雨林を伐採して作られているものだったり、外国のお百姓さんを苦労させることにつながっているよりも、みんなで楽しく育てた大豆である方が幸せだなと思います。
大豆が1kgあれば、4kgのおみそが作れます。だいたい1年間食べられるくらいの味噌の原料になる大豆をたたみ6畳分くらいの広さで、作ることができます。スペースがあれば是非挑戦してみてください!(大豆はあまり手間がかかりません)
今年は、春の大豆の種まきから収穫まで、「子どもファーム」では、7回農業体験をしましたが、本当に楽しい経験でした。
遠くまで通って下さり、ありがとうございました。
また皆様とお会いできることを楽しみにしています。

「新・百姓塾」では、“農の循環”ד自然と田畑と人々のつながり”ד農的暮らしの知恵”をテーマに、15回にわたって様々なプログラムが体験できます。
途中参加もOKです。農業をしたいけど何からやっていいかわからない、ゆくゆくは農的暮らしをしてみたいな等々、農業や農村での暮らしに関心のある方、ご参加をお待ちしています!
http://www.npo-egao.net/join/join21.html

第6回目のテーマは“夏野菜の収穫”と“秋野菜の準備”です。
ジャガイモ掘りととうもろこしの芽かき(ヤングコーンの収穫)をしました。
じゃがいも堀りです。

トウモロコシは養分を集中させるため最上段の一つを残して下の小さいものはとってしまいます。小さくても味はおいしいのでその場でむいて食べました。甘くてジューシーでおいしい!
トウモロコシはこの繊毛一本が受粉の管となって一粒になります。よって粒の数分繊毛があります。自然の精緻さと美しさにあらためて驚きです。


続いて秋野菜の準備です。
耕した畑に施肥をします。えがおファームでは、平飼いの鶏糞と穀物をまぜた有機肥料を使用します。1000平米あたり300kgを万遍なく蒔きます。やりすぎると病気や虫の原因となるので量や蒔き方が重要です。

施肥後1〜2週間、土と肥料をよくまぜあわせたあと鍬で溝をつくって7〜8cmの高さの畝をつくります。種のベッドですね。幅は70cm。鍬使いって見てると簡単そうだけど、実際やってみるととても難しい。。。

早蒔きのたまねぎと野沢菜の種を蒔きます。本格的な種蒔きはお盆すぎ。
種の直径の2倍くらいの深さを指で溝をきり、15cmピッチで蒔きます。
えがおファームではなるべく種の自家採取を行っています。市場にでまわってるF1種とは2種類の種を人工的にかけあわせたもので、1年目は各々のいい性質を受け継いだ作物ができますが、2年目には悪い性質だけを受け継いだ作物になってしまいます。人為的交配のない、その地で連綿と受け継がれてゆく種を育てていきたいものです。
たまねぎは約1.5平米で100個程度収穫できます。充分自給できますよね。
たまねぎは来夏、野沢菜は今秋に収穫できるので11月の「新・百姓塾」で野沢菜漬けにチャレンジします。乞うご期待!

都会人のための「新・百姓塾」では、“農の循環”ד自然と田畑と人々のつながり”ד農的暮らしの知恵”をテーマに、15回にわたって様々なプログラムが体験できます。
途中参加もOKです。農業をしたいけど何からやっていいかわからない、ゆくゆくは農的暮らしをしてみたいな等々、農業や農村での暮らしに関心のある方、ご参加をお待ちしています!
http://www.npo-egao.net/join/join21.html

第4回目のテーマは“そばの種蒔き”。蕎麦は冷涼な高原地が適地で8月上旬に蒔いて10月末に収穫します。「新・百姓塾」では収穫したおそばで11月にそば打ちをする予定です。

講師は10年前に東京から増富に移住し自給自足的農業をしている板谷さん。

30cm幅のところにバラ蒔きをして軽く土をかけます。今回蒔いた土地約300平米で40kgのそば粉ができます。

大きな桑の木の下で休憩。標高1200mなので日射しは強いけど風は爽やかで木陰は気持ちいい〜。

「新・百姓塾」1回目の6月に蒔いた大豆がこんなに大きくなりました。草取りに励みます。


第5回目のテーマは“地元おばあちゃんとのお話会”と“箱膳体験”
地元のおばあちゃんに農村の暮らしや、郷土料理などのお話をうかがいます。
普段はなかなか聞けない話に皆興味津々。農村で生きてきた人の生きる力を実感したひとときでした。

講師は民宿大熊荘の大柴さん、80代とは思えないしゃきしゃきさです。夏は農作業やウマの世話、−20度にもなる冬は炭の運搬や俵づくりなどの山仕事、とほぼ休みなく働きずくめだったそうです。細かく刻んだ長ネギと味噌とそば粉を囲炉裏で焼いた焼きもちや大根を干して川でさらして作った大根の寒ざらしなど、地元料理のお話も興味深かったです。

地元の野菜でつくった箱膳。講師のやよいさんの手づくり郷土料理です。江戸時代からちゃぶ台の登場する昭和初期まで一般の家庭では箱膳が使われていました。家族の一人一人が自分専用の食器や箸のはいった箱を所有していました。それを箱膳といいます。メニューはかぼちゃのサラダ、焼き野菜のくるみ味噌のせ、花豆ゼリー、キュウリの味噌漬と梅干し、お味噌汁、玄米ご飯です。

2008年2回目の都市農村交流キャンプを開催しました。

今回は、森林体験を行なう森の中で開会式をしました。

森林体験では、増穂町に在住の佐久間さんにインストラクターをしていただきました。

2本の木の棒と、縄だけでこんなに木の高いところまでのぼっていけます。

「ブリ縄」とは、昔使われていた林業の技です。
長い、節のない材木を作るために枝を落とす作業をしました。
高い木の枝打ちをしたいとき、昔は林道も、今のように整備されていなくて、重たいはしごを持って山に入ることは、大変だったので、この縄と50センチくらいの棒で出来ている「ブリ縄」を持って山へ入りました。
今では、枝打ちは、整備された林道に、トラックで入り、はしごを使って行われています。今では、木材が、はしごの届く範囲くらいまでしか、使われず、高いところまで枝打ちをする必要がなくなってしまったからだそうです。
この技も、特定のケースにしか使われなくなってしまいました。


その技を使って木と親しむ体験をしました。


ぶり縄で木にのぼり、画用紙に絵を描いたカオを貼り付けて「樹人」のできあがり!

その間に、スタッフがキャンプ場で夕飯の用意をしました。
今年は、高校生もスタッフとして参加してもらいました。

夕食は、炊き込みご飯とすいとん。
外で食べるご飯は、おいしいですね[:ラッキー:]

[:雨:]1日目の夕方〜夜には、大雨が降り心配でしたが・・・
翌日は[:おてんき:]見事に晴れました。

キャンプ場からえがおファームに移動して、昼食のカレーの材料の調達です[:ジョギング:]
まずは、ジャガイモ。

背丈より高いトウモロコシ。(顔が見えない)

それをみんなで、調理しました。


ごはんは、ダッチオーブンでたきました。
うまく炊けるかな??


おいしそうにたけました[:ラッキー:]


各班の班長を高校生が担当しました。


みんな、昨日の大雨の中ずぶぬれになってテントを建てたり、ほんとに頑張りました。


ここでの経験を活かして、これからもどんどん色んなことに挑戦してもらいたいです。


カレーもおいしくできました。

2日間、大雨に降られたりもしましたが、思い出がたくさんできました。
都会からきてくださる、みんなの元気がこの地域の元気になります。
また是非あそびにきてください!!

今年の、第1回目の都市農村交流キャンプを開催しました。

開会式

班のメンバー同士仲良くなれるように「人間知恵の輪」と言うゲームをしました。


輪になって隣以外の人と手をつないで絡まった手を解いていくと一つの輪になります。


夕飯のカレーの材料を収穫に行きました。
ヤングコーンは、1番目のトウモロコシが大きくなるように、2番目と3番目の小さいトウモロコシを採ってしまいます。

撮ってきた材料をカレーに入れます。

さっきほってきたジャガイモを切りました。

はやくできないかな


おいしかったです。

[:おてんき:]2日目

森に持っていくおにぎりをつくっています。


林に移動して、「ブリ縄」の体験をしました。
「ブリ縄」とは、昔使われていた林業の技です。
長い、節のない材木を作るために枝を落とす作業をしました。
高い木の枝打ちをしたいとき、昔は林道も、今のように整備されていなくて、重たいはしごを持って山に入ることは、大変だったので、この縄と50センチくらいの棒で出来ている「ブリ縄」を持って山へ入りました。
今では、枝打ちは、整備された林道に、トラックで入り、はしごを使って行われています。今では、木材が、はしごの届く範囲くらいまでしか、使われず、高いところまで枝打ちをする必要がなくなってしまったからだそうです。
この技も、特定のケースにしか使われなくなってしまいました。


まずは、ぶり縄で気に登る練習をしました。


作ってきたおにぎりを森で食べました。


練習して、ブリ縄を習得!
ブリ縄で樹に登り、樹に画用紙で書いた顔をつけて、「樹人」が出来ました!


森の中にかわいい樹人がいっぱいできました。


「森という字は、木がたくさんあるところだから昔の人は、こういう漢字をつくったんだよね。でも僕が、手紙などで『森』という字を書くときはこう書きます。
土、水、木。
このどれがなくっても「もり」は存在できません。
木が育つためには、土と水が必要で、木は、水や土が流れていかないようにする役割をしています。むかしの人々の生活は『木』というものがもっと身近にありました。・・・」というお話をしていただきました。
ブリ縄の体験を通して、「木」や「林業」を前よりも、少し身近に感じていただけるようになっていたらいいな、と思います。


最後は、川遊び。
服のまま浅い渓流をのぼりました。


夏なのに、川の水はとっても冷たい〜[:てれちゃう:]
びしょぬれになりました。


ゴールには、おやつのももがありました[:モグモグ:]


農地、森林、人、自然とともに生きてきた生活文化・・・農村にはたくさんの価値のある資源があります。千年以上前から50年くらい前までは、それがうまく活用され、循環して、人も自然の一部として生きていました。
しかし、キャンプの会場となったような、山奥の集落が過疎・高齢化によってどんどん消滅していっています。
現在、増富の人口は約650名。そのうちの約400人が、65歳以上の方です。農地の2/3は、使われなくなってしまっています。残りの1/3の農地も、ほとんどが、65歳以上の方たちによって維持されています。
集落が消えてしまうと、そこの先祖たちが千年以上も受け継いで来た、文化や、生き方が、私たちの代で途絶えてしまいます。
集落の方と話していると、「昔は、どの家も馬を飼っていて、(トラクターの変わりに)農作業に欠かせないものだったから大事にしたんだよ。炭焼きをするために60kgの木をしょって山を飛び歩いたよ・・・」などと、いろいろな昔の話を聞かせてくれます。
自分たちの身の回りで、薪などのエネルギーを調達し、家畜に手伝ってもらいながら、自分の食べるための野菜や米を自分で育ててきた昔の生活。
その時代に戻ることは出来ませんが、この地のご先祖様が営んできた謙虚な循環型の生活スタイルからまなべることがたくさんあるのだとおもいます。
農村にある資源の活用方法を、地元やNPOだけでなく、私たちの活動を通してこの地に足を運んでくださった皆さんとも一緒に、楽しみながら創造していけたらすばらしいなと思います。
またぜひ、遊びに来てください!

都会人のための「新・百姓塾」では、“農の循環”ד自然と田畑と人々のつながり”ד農的暮らしの知恵”をテーマに、15回にわたって様々なプログラムが体験できます。
途中参加もOKです。農業をしたいけど何からやっていいかわからない、ゆくゆくは農的暮らしをしてみたいな等々、農業や農村での暮らしに関心のある方、ご参加をお待ちしています!
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第3回目のテーマは“夏野菜の管理”。トマト、キュウリ、ナスの芽かき、ねぎの土寄せ、ニンジンの間引き、青大豆の草取りなど行いました。マニュアルや本だけではわからない???を、直接地元農業者の方に聞きながら体験できたので、もう自分のワザになりました。家で小さくやっているプランター栽培でも応用できそうです。

今回の参加者の方々。炎天下で2時間半、暑さも気にならず夢中で楽しみました。

ニンジンの間引きです。マルチ栽培しているので一穴に2本生えてます。
そのうち生育の悪い悪い方を間引きます。間引いたベビーニンジンは
おいしくいただきます。

トマトの芽かきです。茎と葉の付け根にできるわき芽をつみます。
いくつもあるわき芽のうちとってもいいのはどれ?の疑問も実際やる
ことで解決。

ねぎの土寄せです。
土を高くもって日当たりを防ぎねぎの白い部分を長くします。

百姓塾1回目にまいた青大豆が生長してきました。今日は草取りです。
大豆の根に共生する根粒菌も観察。これが土中の窒素を固定して栄
養分として大豆の生育や土壌肥沃に貢献するんですね。

子どもファーム第二回目の作業は、草取りでした。


1ヶ月経つと、こんなに草がはびこってしまいます。


草を取らないと、大豆よりも大きくなってしまい草に負けてしまうので、株のまわりの草をとってあげます。
この後、畝間は管理機という機械をつかって、土を寄せをしながら、除草します。

次回は、キャンプです。お楽しみに[:ラッキー:]

都会人のための「新・百姓塾」では、“農の循環”ד自然と田畑と人々のつながり”ד農的暮らしの知恵”をテーマに、15回にわたって様々なプログラムが体験できます。
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第2回目のテーマは“田んぼと親しむ”。午前中は地元のお百姓のおじいさんに昔の田畑の話を聞き、午後は実際田んぼにはいって草取りや虫取りの作業をしました。裸足で歩く田んぼのぬかるみは今まで味わったことのない感触で、なんとも気持ちがよかったです。

地元のお爺さんから昔の田畑仕事のお話を聞きました。
「昔は機械がなくて全部馬作業だったから、午の日は馬を休ませるっ
て意味で田植えは休みだったんだよぉ」


1反の田んぼを無農薬でやってるやよいさん。手押し草取り機“ゴロ”
の説明です。草をとる以外にも、土をかきまぜることで土中に酸素を
いれて微生物の動きをよくする、土中の有機物が分解される時にでる
メタンガスをぬく、という効果があるそうです。


えがおファームの小黒さん。横浜から移住4年目の“新・百姓”で、ご
夫婦でなんと3haの農地を管理しています。くるみの葉を束ねて苗に
いた虫をふりおとします。クルミの葉裏には繊毛があるからです。除
草剤なしにお米をつくっていた頃の智恵ですね


苗の列とはずれたところにあるのがひえ、あわ類の草。ひえ、あわも
食料だけど、稲の生育を妨げるので今日はこれらをぬきました。見た
目は稲とそっくりです。


強雨にもかかわらず、東京から5名の方が参加されました。田んぼ作
業の時間だけ晴れ間がおとずれました。ごろをひく人、くるみの木を
振り回す人、虫と遊ぶ人、夢中で田んぼ時間を楽しみました。
「やっぱり、実際やってみると気持ちいい〜」

子どもファームの大豆は、無事に発芽しました。[:ラッキー:]

写真が下手ですみません。。


このかかしの効果は絶大で、はとにもほとんど食べられませんでした。
近くを通るとき、私も思わず誰かいるのかとだまさそうになります。

6月は、日が長くて夕焼けもきれいですね。

次回皆様にお会いするのを楽しみにしています[:猫:]

南アルプス市の和菓子屋「清月」さんの社員のみなさんがと今年も青大豆を栽培します。

農地がまだ、荒れていた頃からのお付き合いで、今年で4年目の活動になります!
このように交流が続いていくことは、とてもうれしいです。

収穫した青大豆は、豆大福や豆餅に使われます。
両方とも本当においしいです。
(豆餅はお正月の期間限定です。)

2009年7月

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