8月19日〜20日の都市農村交流キャンプを開催しました。

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8月18日〜19日 今年4回目の都市農村交流キャンプを開催しました。
都会に住んでいる親子が農業や、農村に親しむキャンプです。


じゃがいもを収穫しました。


生でも食べられる甘〜いともろこし!
畑で、試食しました。


おやつ!さっき自分で収穫したばっかりのとうもろこしを、ゆでて食べました。



農薬、化学肥料を使わずに育てたえがおファームの野菜たっぷりのばんごはん。
メニューは、パエリア、スープ、サラダです。


翌日。数日前の天気予報は雨でしたが、快晴です。
ハンカチおとしなどのレクをしました。


林に移動して、「ブリ縄」の体験をしました。
「ブリ縄」とは、昔使われていた林業の技です。
長い、節のない材木を作るために枝を落とす作業をしました。
高い木の枝打ちをしたいとき、昔は林道も、今のように整備されていなくて、重たいはしごを持って山に入ることは、大変だったので、この縄と50センチくらいの棒で出来ている「ブリ縄」を持って山へ入りました。
今では、枝打ちは、整備された林道に、トラックで入り、はしごを使って行われています。今では、木材が、はしごの届く範囲くらいまでしか、使われず、高いところまで枝打ちをする必要がなくなってしまったからだそうです。
この技も、特定のケースにしか使われなくなってしまいました。


ブリ縄練習中。


練習して、ブリ縄を習得!
ブリ縄で樹に登り、樹に画用紙で書いた顔をつけて、「樹人」が出来ました!


聴診器を幹にあてると、木が水をあげる音が聞こえます。
樹は、動けないし、樹からはなにも語りかけてきません。
でも、こちらから働きかけると、必ず何か答えてくれます。


山の木が蓄えた水が川になります。この水は、塩川ダムに流れて、下流に住む人達の飲み水になります。


みんなゴールに到着!


自分で、収穫したじゃがいもを食べたり、自分で拾った薪でご飯を炊いたり、「ブリ縄」に挑戦したり・・・2日間でたくさんの体験をしました。
今では、買ってきた食材をガスコンロを使っ料理をすることは当たり前ですが、ほんの50〜60年前まで農村では、キャンプのように、身の回りで食べ物やエネルギーを調達して、時間をかけて生活をしていました。
テントで眠ったとき、どんな音が聞こえましたか?
私は、家の中にいると聞こえない、風で木が揺れる音や虫の音が聞こえました。
農村の生活は、自然の中にあります。この村のご先祖様たちは、自然の恩恵を受けながら、尊敬して、どうやったらより良く暮らしていけるか、子孫たちも自然と一緒に暮らしていけるかを考えて、工夫して生きてきました。そういう配慮のある生き方の中に、お金では得られない豊かさがあると感じています。
私は、この集落に生活してみて、昔の人達の生活スタイルからまなべることがたくさんあると知りました。短い期間でしたが、そんな気づきを伝えることができていたら幸いです。
2日間たくさんの笑顔を見ることができて、とてもうれしかったです。
どうもありがとうございました!

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今回は2回目のキャンプ参加です。

今回の感動?は、夜の星空がメチャクチャ綺麗に見れたこと!!数え切れない☆☆☆星を見れたのは圧巻でした。
天の川も初めて見ました!

感動?とうもろこしを畑で収穫して、その場で「生とうもろこし」を食べれたこと!こんなに甘いなんて想像してませんでした。完全無農薬・有機栽培がなせる業なのでしょうかね

感動?みずがき山の朝日。光り輝く朝日の力を肌で感じました。

まだまだ、沢山楽しかったことがあります。
また、参加させていただきます。

ありがとうございました。
スタッフの皆様には心よりお礼と感謝申し上げます。

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