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3月2日、2月に大雪によって延期になったえがおの学校最終回・卒業試験第2弾を行いました。(都合により二回実施)

都市農村交流事業を「都市のニーズを組み込むこと」「事業連携または、協同組織として企業・大学・行政のどれかを入れること」「農村資源とその資源の課題、事業によるその解決方法または解決に結びつくプロセスをいれること」・・・など11の条件を盛り込みつつ、具体的にプランニングする試験です。

聞き書き調査を行たり、農村の年中行事を都市の人が体験したりする過程で都市の人が農村の知恵を学び、農村の人は自分たちの地域資源の価値を再認識し、知恵を伝承しながら地域を活性化する事業、
古民家モデルハウスをつくり、田舎暮らしの入り口づくりをする事業、
若者が、半農半X的な生き方をしながら農村で、個性から役割を見出していく事業、
一部の企業に種を握られている中、遺伝子組み換えや在来種の消滅の危機に消費者も交流を通して自家採取に参加し立ち向かう事業、
自分の居場所がここでいいのか?と疑問を抱きつつ、競争・ストレスの社会の中で頑張っている人に、人生を考え直す場をつくる事業・・・
などとても面白い事業が発表されました。

環境省ESD事業の関東地域交流会出席しました。

http://www.news.janjan.jp/area/0802/0802070384/1.php

えがおつなげてのほかには、

東京湾、三島市で事業を実践する方が参加されていました。

えがおの学校6回を開催しました。
もうおなじみの常連さんの受講者ばかりに
なってきました。東京から山梨まで足を運んで
まで受講しにこられる、とても熱心な方々ばかりです。

今回は、昼食として、「箱膳」体験を最初にしました。


調味料以外は、すべて地元の食材を使った料理。
在来種の青大豆からできた手作り豆腐もありました。
素朴な味わいに心がほっとします[:パクッ:]
時間をかけて、会話を楽しみながら、
ゆっくりといただきました。

今回は、テレビ取材も入っていました。


昼食後は、えがおの学校。
今回のテーマは、都市農村交流の事業計画づくりと
プレゼンテーションです。

前回に考えた都市農村交流に関する
計画を、各自さらにブラッシュアップしてきて
いただき、全員の前で発表しました。

こたつを囲んで聞き入る皆さん

空き家活用プランや、エコビレッジ事業、
暮らしの知恵を村人から学ぶ事業などなど、
それぞれの生まれ育ちや想い、背景を
起点とした、個性あふれるプランが
次々に発表されました。多いにもりあがりました。


次回は、いよいよ今年度最後の学校です。
なんと、前代未聞?の「都市農村交流コーデイネーター卒業試験」
を行います。皆さん卒業できるのでしょうか[:!?:]


▼2/10(日) 「えがおの学校第7回」 @山梨
 ……………………………………………………………………………
  13:00〜17:00 「えがおの学校第7回」
  都市農村交流コーデイネーター卒業試験 
  ペーパー試験/都市農村交流ロールプレイング試験

 ・講師:えがおつなげて代表 曽根原久司
 ・参加費:無料
 ・集合場所:えがおつなげての古民家
       山梨県北杜市須玉町大豆生田覚林寺1175 
       http://www.npo-egao.net/a/oldhouse/oldhouse_map_01.html
 ・要お申込:community@npo-egao.net(〆切:2/7)
       (お名前/ご所属/お電話番号/参加プログラム/交通手段)

12月16日(土)第5回 えがおの学校を開催しました。
今回のテーマは、
都市農村交流事業のマネジメント演習です。
増富の空家の視察を兼ねて行いました。
(昨年度調査の結果、増富には、58件の空家があることが確認されています。)

神戸という集落の区長さんに案内していただきました。

趣のある土壁の家、もう30年以上も人が住んでいない家、つい最近空き家になってしまった家、200年前に建てられた家・・・色々な家が、ありました。


この日は、塩川ダムより上は雪が降っていました。

この集落には、数年前に廃校になった中学校があります。

一番多いときは、200人以上の生徒がいたそうですが、最後は10名以下で廃校になりました。

今は、中学は20km山を下った役場の近くにある中学校まで通わなければなりません。

地元の山の木を売ったお金で立てられたという木造校舎。地元の人にとって、特別な場所だそうです。


視察後、空家を活用した都市農村交流ビジネスプランを作成しました。
大学生用空き家合宿所、低所得者の空き家農村インターン、田舎ぐらしの入り口としての空き家滞在…などユニークなアイディアがたくさん出ました。

11月18日(日)に、えがおの学校第4回を
開催しました。15名の方にご参加いただきました。
4回のテーマは、「都市のニーズと政策」です。
今回の会場は、銀座の「茶子溜り」のお座敷にて
行いました。


また昼食は、日本の伝統的な食スタイル「箱膳」を
体験していただきました。

10月20日(土)に、えがおの学校第3回を
開催しました。今回は、初の東京開催。
22名の方にご参加いただき、会場は満員でした。

3回のテーマは、「農村資源と課題」

・農村資源
・森林資源
・空き家資源
・景観資源
それぞれについて、データ分析やクイズなどを
交えながら、あっという間の3時間を終えました。


昨年の冬に、黒森では区有林の大規模な間伐をしました。
黒森では、昔どこの家でも馬を飼っていました。
馬がトラクターや軽トラの役目をしていました。
この区有林は、40年以上前は、馬の餌にするための草を取るための「採草地」でした。
馬を飼わなくなり、ちょうどその頃に需要があったカラマツの木をたくさん植えました。当時カラマツは、埋立地の「くい」や電信柱としてとて需要があったそうです。
現在はそのような需要はなく、当時のように割に合う値段で売れないため、手入れされず、放置されているカラマツの林がたくさんあります。
今回は、「このまま放置し続けるともやしのようになってしまう」ということで間伐をしました。けれども、間伐をしてもその間伐材の需要がないため、こうして山にたくさん横たわったままになっています。

今日は、昨年度の区長さんが現場を案内してくださいました。

近くにこんなに燃料がたくさんあるのに、遠くから持ってきた高い灯油を買って使っているのは、本当にもったいないことです。
早く、これで暖をとったり、お風呂のお湯を沸かせるようにしたいです。

これから協議会で収集、輸送、土場、流通、販売という森林資源が活用できるような体制をつくっていく計画です。

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 ┃       第3回  えがおの学校 ┃
 ┃                   10/20(土)13:30〜17:00┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                  主催:NPO法人えがおつなげて

 「えがおの学校」とは、これから必要とされる農村事業の知識、
 技能、マネジメントを、包括的に修得する学びの場です。

 NPO法人えがおつなげては、環境省「国連持続可能な開発のための
 教育(ESD)の10年促進事業」実施地域に採択されております。
 その事業の一環として、持続可能な農村地域社会づくりを推進する
 プログラムをOFF-JTとして座学の中で学習・教育する組織として、
 「えがおの学校」を、毎月開催していきます。
 月1回定期開催で、どなたでもご参加いただけますので、
 奮ってご参加ください。

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┃プログラム詳細
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆日時:10/20(土)13:30〜17:00

 ◆テーマ:「多様な農村資源と、農村課題」

 ◆講師:NPO法人えがおつなげて代表 曽根原久司

 ◆参加費:1000円
     *会場費・ワンドリンク代(フェアトレードコーヒーor紅茶)として

 ◆定員:25名

 ◆場所:NOAH'S CAFE
    〒164-0002 中野区上高田1−34−1
    地図(Google map)
    http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&time=&date=&ttype=&q=%E4%B8
%AD%E9%87%8E%E5%8C%BA%E4%B8%8A%E9%AB%98%E7%94%B01-34-1&num=10&ie=UTF8&z=16&iwloc
=addr&om=1
    JR総武線 東中野駅 徒歩12分
    東西線 落合駅  徒歩12分

    *「NOAH'S CAFE」HP
    http://blog.livedoor.jp/noahs_cafe/

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┃これまでの講義内容(抜粋)
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 ■第1回:「都市農村交流概論」

 ・世界の潮流
  −エネルギー問題/食糧自給率/日本の財政
 ・暮らしのセーフティネットが必要になる。
 ・資源が重要な時代になる。
  −日本の資源は農村にある。
 ・農村の再生の2本の柱
 ・都市と農村をつなぐ新たな社会的起業が必要
  −都市農村交流コーディネーター
 ・田舎暮らし・二地域居住志向の高まり
 ・都市と農村をつなぐ5つのニーズ
 ・都市農村交流の多様な物語
 ・人材育成のポイント
 ・7省連携 都市と農村漁村の共生対流
 ・田舎におけるコミュニケーションスタイル


 ■第2回:「都市農村交流のコーディネーターはどうしたら育つのか?」

 ・自己紹介/前回のおさらい
 ・都市農村交流コーディネーターに必要な6つの能力
  −問題解決企画能力とは
  −マネジメントとは
 ・協働のマネジメントとは
 ・まちづくり・むらおこし五箇条のご誓文
 ・田舎におけるコミュニケーションについて


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┃講師プロフィール(一部)
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 ◎曽根原 久司 (NPOえがおつなげて代表理事/山梨大学客員助教授)

 長野県出身、東京の大学を卒業後、フリーター、ミュージシャンを経て、
 経営コンサルタントの道へ。銀行などの経営指導を通して日本の未来に
 危機を感じ、その救済モデルを創造すべく、東京から山梨の農山村地域
 へと移住。林業・農業をしながら“村・人・時代づくり”をコンセプト
 に都市農村交流の実現を目指すNPO活動を展開。「第一回オーライ!
 ニッポン大賞」受賞や、内閣官房都市再生本部事務局が選定する「地域
 活性化伝道師」235人中の1人にも選ばれる。

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┃!┃お申し込み
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  【送信先】community@npo-egao.net
  【件 名】えがおの学校3回申し込み

   お名前・ご所属・メールアドレスをご記入のうえ、
   上記アドレスまで、お申し込みをお願いいたします。
 
  (※会場の都合上、定員がございますので、
    人数把握のため、必ずご一報をお願いいたします)


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  ●主催団体・問い合わせ先 

  主催  :NPO法人えがおつなげて (担当:佐藤)
  E-MAIL :community@npo-egao.net
  TEL:0551-35-4563 FAX:0551-35-4564
  HP :http://www.npo-egao.net/
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また、4回以降の概要は、以下のようになっております。
時間場所など、決定し次第、ご連絡いたします。


第4回 11/18(日)10:30〜14:30
    様々な都市のニーズ、動向とその活かし方 @銀座

第5回 12/16(日)時間場所未定
    各論 都市農村交流の事業マネジメントとコミュニケーションの手法
    講義とワークショップによるスキル習得

第6回 1/26(土)時間場所未定
    各論 都市農村交流ビジネスモデルと将来事業予測
    講義とワークショップによるスキル習得

第7回  2/10(日)時間場所未定
    各論 都市農村交流コーデイネーター卒業試験 
    ペーパー試験と、都市農村交流ロールプレイング試験

  


「えがおの学校」とは、これから必要とされる農村事業の知識、
技能、マネジメントを、包括的に修得する学びの場です。


地元住民の方、都市住民の方、大学生、えがおつなげてスタッフなど、総勢20名強でワークショップを開催しました。

都市側でこういうものを食べたいというニーズや、
増富地域の資源を出し合いました。
有効活用できるアイディアを商品化することを目的としています。

花豆、味噌、ふき、漬物、きのこなどの食材の活用、
農村レストランや、お年寄りの知恵の活用など、
さまざまなアイデアが模造紙いっぱいに広がりました。

2009年7月

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