2008年7月アーカイブ

2008年2回目の都市農村交流キャンプを開催しました。

今回は、森林体験を行なう森の中で開会式をしました。

森林体験では、増穂町に在住の佐久間さんにインストラクターをしていただきました。

2本の木の棒と、縄だけでこんなに木の高いところまでのぼっていけます。

「ブリ縄」とは、昔使われていた林業の技です。
長い、節のない材木を作るために枝を落とす作業をしました。
高い木の枝打ちをしたいとき、昔は林道も、今のように整備されていなくて、重たいはしごを持って山に入ることは、大変だったので、この縄と50センチくらいの棒で出来ている「ブリ縄」を持って山へ入りました。
今では、枝打ちは、整備された林道に、トラックで入り、はしごを使って行われています。今では、木材が、はしごの届く範囲くらいまでしか、使われず、高いところまで枝打ちをする必要がなくなってしまったからだそうです。
この技も、特定のケースにしか使われなくなってしまいました。


その技を使って木と親しむ体験をしました。


ぶり縄で木にのぼり、画用紙に絵を描いたカオを貼り付けて「樹人」のできあがり!

その間に、スタッフがキャンプ場で夕飯の用意をしました。
今年は、高校生もスタッフとして参加してもらいました。

夕食は、炊き込みご飯とすいとん。
外で食べるご飯は、おいしいですね[:ラッキー:]

[:雨:]1日目の夕方〜夜には、大雨が降り心配でしたが・・・
翌日は[:おてんき:]見事に晴れました。

キャンプ場からえがおファームに移動して、昼食のカレーの材料の調達です[:ジョギング:]
まずは、ジャガイモ。

背丈より高いトウモロコシ。(顔が見えない)

それをみんなで、調理しました。


ごはんは、ダッチオーブンでたきました。
うまく炊けるかな??


おいしそうにたけました[:ラッキー:]


各班の班長を高校生が担当しました。


みんな、昨日の大雨の中ずぶぬれになってテントを建てたり、ほんとに頑張りました。


ここでの経験を活かして、これからもどんどん色んなことに挑戦してもらいたいです。


カレーもおいしくできました。

2日間、大雨に降られたりもしましたが、思い出がたくさんできました。
都会からきてくださる、みんなの元気がこの地域の元気になります。
また是非あそびにきてください!!

今年の、第1回目の都市農村交流キャンプを開催しました。

開会式

班のメンバー同士仲良くなれるように「人間知恵の輪」と言うゲームをしました。


輪になって隣以外の人と手をつないで絡まった手を解いていくと一つの輪になります。


夕飯のカレーの材料を収穫に行きました。
ヤングコーンは、1番目のトウモロコシが大きくなるように、2番目と3番目の小さいトウモロコシを採ってしまいます。

撮ってきた材料をカレーに入れます。

さっきほってきたジャガイモを切りました。

はやくできないかな


おいしかったです。

[:おてんき:]2日目

森に持っていくおにぎりをつくっています。


林に移動して、「ブリ縄」の体験をしました。
「ブリ縄」とは、昔使われていた林業の技です。
長い、節のない材木を作るために枝を落とす作業をしました。
高い木の枝打ちをしたいとき、昔は林道も、今のように整備されていなくて、重たいはしごを持って山に入ることは、大変だったので、この縄と50センチくらいの棒で出来ている「ブリ縄」を持って山へ入りました。
今では、枝打ちは、整備された林道に、トラックで入り、はしごを使って行われています。今では、木材が、はしごの届く範囲くらいまでしか、使われず、高いところまで枝打ちをする必要がなくなってしまったからだそうです。
この技も、特定のケースにしか使われなくなってしまいました。


まずは、ぶり縄で気に登る練習をしました。


作ってきたおにぎりを森で食べました。


練習して、ブリ縄を習得!
ブリ縄で樹に登り、樹に画用紙で書いた顔をつけて、「樹人」が出来ました!


森の中にかわいい樹人がいっぱいできました。


「森という字は、木がたくさんあるところだから昔の人は、こういう漢字をつくったんだよね。でも僕が、手紙などで『森』という字を書くときはこう書きます。
土、水、木。
このどれがなくっても「もり」は存在できません。
木が育つためには、土と水が必要で、木は、水や土が流れていかないようにする役割をしています。むかしの人々の生活は『木』というものがもっと身近にありました。・・・」というお話をしていただきました。
ブリ縄の体験を通して、「木」や「林業」を前よりも、少し身近に感じていただけるようになっていたらいいな、と思います。


最後は、川遊び。
服のまま浅い渓流をのぼりました。


夏なのに、川の水はとっても冷たい〜[:てれちゃう:]
びしょぬれになりました。


ゴールには、おやつのももがありました[:モグモグ:]


農地、森林、人、自然とともに生きてきた生活文化・・・農村にはたくさんの価値のある資源があります。千年以上前から50年くらい前までは、それがうまく活用され、循環して、人も自然の一部として生きていました。
しかし、キャンプの会場となったような、山奥の集落が過疎・高齢化によってどんどん消滅していっています。
現在、増富の人口は約650名。そのうちの約400人が、65歳以上の方です。農地の2/3は、使われなくなってしまっています。残りの1/3の農地も、ほとんどが、65歳以上の方たちによって維持されています。
集落が消えてしまうと、そこの先祖たちが千年以上も受け継いで来た、文化や、生き方が、私たちの代で途絶えてしまいます。
集落の方と話していると、「昔は、どの家も馬を飼っていて、(トラクターの変わりに)農作業に欠かせないものだったから大事にしたんだよ。炭焼きをするために60kgの木をしょって山を飛び歩いたよ・・・」などと、いろいろな昔の話を聞かせてくれます。
自分たちの身の回りで、薪などのエネルギーを調達し、家畜に手伝ってもらいながら、自分の食べるための野菜や米を自分で育ててきた昔の生活。
その時代に戻ることは出来ませんが、この地のご先祖様が営んできた謙虚な循環型の生活スタイルからまなべることがたくさんあるのだとおもいます。
農村にある資源の活用方法を、地元やNPOだけでなく、私たちの活動を通してこの地に足を運んでくださった皆さんとも一緒に、楽しみながら創造していけたらすばらしいなと思います。
またぜひ、遊びに来てください!

都会人のための「新・百姓塾」では、“農の循環”ד自然と田畑と人々のつながり”ד農的暮らしの知恵”をテーマに、15回にわたって様々なプログラムが体験できます。
途中参加もOKです。農業をしたいけど何からやっていいかわからない、ゆくゆくは農的暮らしをしてみたいな等々、農業や農村での暮らしに関心のある方、ご参加をお待ちしています!
http://www.npo-egao.net/join/join21.html

第3回目のテーマは“夏野菜の管理”。トマト、キュウリ、ナスの芽かき、ねぎの土寄せ、ニンジンの間引き、青大豆の草取りなど行いました。マニュアルや本だけではわからない???を、直接地元農業者の方に聞きながら体験できたので、もう自分のワザになりました。家で小さくやっているプランター栽培でも応用できそうです。

今回の参加者の方々。炎天下で2時間半、暑さも気にならず夢中で楽しみました。

ニンジンの間引きです。マルチ栽培しているので一穴に2本生えてます。
そのうち生育の悪い悪い方を間引きます。間引いたベビーニンジンは
おいしくいただきます。

トマトの芽かきです。茎と葉の付け根にできるわき芽をつみます。
いくつもあるわき芽のうちとってもいいのはどれ?の疑問も実際やる
ことで解決。

ねぎの土寄せです。
土を高くもって日当たりを防ぎねぎの白い部分を長くします。

百姓塾1回目にまいた青大豆が生長してきました。今日は草取りです。
大豆の根に共生する根粒菌も観察。これが土中の窒素を固定して栄
養分として大豆の生育や土壌肥沃に貢献するんですね。

子どもファーム第二回目の作業は、草取りでした。


1ヶ月経つと、こんなに草がはびこってしまいます。


草を取らないと、大豆よりも大きくなってしまい草に負けてしまうので、株のまわりの草をとってあげます。
この後、畝間は管理機という機械をつかって、土を寄せをしながら、除草します。

次回は、キャンプです。お楽しみに[:ラッキー:]

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